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25
2018

リフォーム工事 依頼前に確認しておきたいこと

私が参加しているNPO法人に某大手ハウスメーカーのリフォーム部門に依頼したが、
工事中に雨漏りを起こして、
そのことで工事方法全体に疑問を持たという趣旨の相談がありました。

現場に伺ってみると、様々な問題が見えてきました。
1、図面と違う施工を行っている。
2、耐震要素として不適切な部分を耐震壁として計算している。
3、耐震要素を新設した箇所に梁がない。
4、お客様が相談した当初より「暖かい家にしたい」という要望に応えていない。
5、契約時に約束した工期では初めから無理があった。
6、工事内容を請け負った大工にまかせっきり。
7、設計は想定で図面を書き、現場監督はその設計の妥当性を現場に来て確認していない。


1、「図面と違う施工」について。
相談をされた方が第一声で私に現場の状況伝えたのが「図面と違い施工を行っている」
ということでしが、雨漏りが発生した段階で初めて気が付いたということでしたが、
現場はバルコニーが完成して防水も終わっている段階でのことです。
それまで営業や現場監督が確認もせず現場を進めてきた証拠です。

2、「不適切な耐震要素」について。
私が現場に伺って確認し、指摘してメーカーも不適切だったと初めて認識し、
その後何度かダメ出しのため数回にわたり耐震診断の計画をしなおしています。
リフォームの場合、かかわる設計や監督がどこまで建物を見ているかにより、
設計内容も施工の良し悪しも左右されることになります


3、「梁が無い」について。
これも私が現場に伺ったときに、耐震計画で耐震壁を新たに入れた部分の
上部に梁が無いことを指摘して初めて気が付き、後日梁を入れました。

4、の「暖かい家にしたい」について。
図面と違う施工をして防水まで完了しているバルコニーの下は部屋がありますが、
その部屋は当初の計画ではいじらないことになっていました。
私が現場を確認すると、
バルコニーの下ですので、
せっかくリフォームするのですから普通の屋根の下と同じように断熱材を入れるべきですが
断熱材が入っていません。
しかも、そのメーカーの契約書面にはそのようなバルコニーの断面が書かれた工事内容を
お客様に説明する断面図が用意されていて断熱材が施工するように記載されていたにもかかわらず、
メーカーの営業の方は「当社の規定では施工範囲外の箇所については基本的に既存のままとしています
との説明が有りましたが、お客様の要望よりも当社の規定を重視するのか
という印象です。
その他の部屋でもいじらない部屋の天井の断熱材が昔のままの断熱性の劣るものを追加する提案が
メーカーからはありませんでした、
それも私が指摘して追加で入れていますし、当初の設計内容では現状新築で使用している断熱材に比べて、
断熱性の劣るものを使用する予定でしたが、「暖かい家にしたい」という要望をお聞きしたので、
私が提案して断熱材を変更して施工していました。

5、の「無理がある工期」について。
工期については現場での雨漏りがあったため数日現場が動いていなかったことと、
雨漏りの処理にかかる日数がプラスされるにしても工事が完了する日が、
契約した時の工期よりも2か月も先になりました。
 お客様は安心できるものをより早くより安くを要望されるのが常です、
営業が仕事を取るために短い工期、要望があってもあえてお金のかかる工事の提案はしない、
ということにより契約通りの工期では無理があったり性能の良い断熱材を提案しなかったり、
ということが起きるものと思います


6、「大工にまかせっきり」について。
担当の営業や設計、監督までが現場をよく見て、その現場に適した最適な方法を提案していない、
または提案できる土壌ではないといえるのかもしれません。

7、「縦割りの仕事(想定と確認)」について。
新築の場合は当然これから全てゼロから造るのですから、設計図は全て想定で書きます。
そして現場もゼロから造っていきますのでメーカーが決めた仕様通りにことが進めることができます。
しかし、リフォームの場合、物がすでにあるわけです。
それを設計が新築と同じように想定だけで書いて、監督が確認もしなければ、
想定した内容と現場が違っていれば不具合が生じることは当然起きると思います。
 本来、リフォームの設計を行う場合、設計するものが自ら現場を確認をして、
その現場に適した設計を行い、現場が始まってからはその設計図通り現場が
施工されているか現場監理を行うというのが重要です。
メーカーは営業・設計・監督の業務が縦割りとなっています。
設計が現場を確認して図面を書き、現場の状況を確認した設計者自身が
図面通り現場ができているかを現場監理するということができない仕組みとなっています。

*業者を選ぶ前、新築やリフォームで何をしたいのかピックアップして優先順位をつけておきましょう、
その方法はまたブログでお伝えしていきたいと思います。
業者のいうことに任せるだけでなくご自分が主体的に建築に携われる方法はあるのです
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Tag:リフォーム工事について

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