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04
2018

実践ホームインスペクション(住宅診断)3

今まで、多くの
建築中住宅検査新築または中古の住宅診断
行っているが、
比較的軽微な問題がいくつもあるという住宅が多い。

このブログで物件ごとの小さな問題をいくつも取り上げて、
お伝えししても参考にはならないと思うので、
参考になりそうなものをお伝えしようと思う。

この建物は2004年6月に神奈川県愛甲郡で中古住宅診断
実施した、築22年の木造2階建住宅。

・北側と東側の基礎の換気口(床下の通気を確保するため)の角に、
0.8mmのクラック(ヒビ)が入っていた




1mmにも満たない0.8mmのひび割れなど問題ではないと、
思われるかもしれないが、
参考として平成12年に施行された品確法
告示では、住宅の紛争処理の参考となるべき技術的基準として、
住宅の基礎で、構造材による仕上げの場合、または仕上材と構造材にまたがった
幅0.5mm以上のヒビ割れは瑕疵(かし)が存在する可能性が高いとされている。

ただし、品確法が施行されてから適用される判断ではあるし、
建物によって個別の要件があり、どの建物も一様にヒビ割れが0.5mm以上の場合、
瑕疵が存在するとは言えないが、0.8mmのヒビ割れが
一般的にどう解釈しているのかはご理解いただけたと思う。

検査した2004年当時ですでに築22年たっている住宅であり、
このように換気口周りにヒビが入っているのは、
基礎に鉄筋が入っていない可能性が有る。

・基礎の西面の換気口が不足している、
基礎の南面はサンルームを増築してあるため、
換気口がふさがれていて、床下がかび臭く、湿気も多い。
また、1階床の断熱材が無い




床下の換気口は建築基準法では、
5mに1か所かつ300平方センチメートル以上必要となっているが、
中古住宅では確保できていない建物は意外と多い。

また、今回の建物のように、増築時に換気口をつぶしてしまっている例を
よく見かける、この建物はもともと換気口が不足しているところにきて、
南側にサンルームを増築していたため、床下がかび臭く、
湿気もこもっていた。

この建物の建設当時(昭和57年)、
の住宅金融公庫の仕様書を見てみると(昔は割と住宅を建てる多くの人が
住宅金融公庫の融資を受けていた)、
公庫の融資を受けていた建物であっても、
断熱化の割増融資を受けなければ、公庫の断熱化の仕様に適合させる必要はかなったようで、
1階床の断熱材が無い住宅は結構多かったものと思われる。

軽度な指摘は他にもあったが、
当時の住宅の仕様など、お伝えしたい指摘箇所を記載した。
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Tag:実践ホームインスペクション

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